AWSの中でもメジャーなサービス、S3(Simple Storage Service)。
聞いたこともある方が多いのではないでしょうか。
このページではS3がどんなものなのか?について解説していきます。
ぶっちゃけどんなサービス?
超簡単に言うと、クラウドのストレージサービス。
エンタープライズでの使用を想定しているため規模がとんでもなく大きく、可用性もめちゃめちゃ高い(ほぼサービスが止まることがない)というサービスです。
AWSの中では古いサービスで、親しまれたサービスとも言えるでしょう。
どんな場面で使うの?
どんな時に使えるサービスなん?というのが気になる方が多いと思うので、一例をあげてみます。基本的に他のサービスと連携して使うことがおおいですね。
- EC2のログバックアップ(退避場所)として使う
- 静的コンテンツの公開場所として使う(htmlや画像を置いてインターネットに公開する)
- RDSのイメージバックアップ置き場として使う
- Lambdaの一時処理領域として使う
- 外部サービスとのファイル連携場所として使う
などなど、その用途は多彩で色々なことに使うことができます。
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注意点は?
上記で上げたように、S3は外部公開することができます。
外部公開する領域(バケット)に機密情報や重要情報などを保存してしまうと、インターネットに公開され誰でも閲覧可能な状態になってしまうので注意しましょう。
また、S3は従量課金となっているので保存しているファイルサイズの合計が大きくなればなるほどコストが増えていきますので使用量については注意しましょう。気が付かないうちに大きくなっていることもあります。
S3上でファイルのライフサイクルを設定することができたり、
S3のグレード(サービスレベル)を下げることでコストは安くすることができるので、普段使わないようなバックアップファイル等はこういった設定をしておくと良いでしょう。